飲食店開業を目指す皆さん、そして既に頑張っている皆さん、こんにちは!飲食店開業サイトのブロガー、森のフクロウです!
仕入れた食材、正しく保存できていますか?せっかく良い食材を仕入れても、保存方法を間違えると、鮮度が落ちて味が悪くなったり、最悪の場合、食中毒の原因にもなってしまいます。
今回は、食材別の適切な保存方法や、鮮度を保つテクニックをご紹介! 食材ロスを減らして、利益UPを目指しましょう!
食材別 保存方法
1. 野菜
- 葉物野菜(レタス、キャベツなど)
- 冷蔵庫の野菜室で保存。
- 湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで包んで、ポリ袋に入れると鮮度が長持ちします。
- 立てて保存すると、より長持ちします。
- 根菜類(大根、人参など)
- 冷蔵庫の野菜室で保存。
- 葉が付いている場合は、葉を切り落としてから保存しましょう。葉から水分が蒸発して、鮮度が落ちるのが早くなります。
- 土が付いている場合は、洗わずに新聞紙に包んで保存。
- 果菜類(トマト、ナスなど)
- ヘタを下にして、冷暗所で保存。
- トマトは冷蔵庫に入れると味が落ちるので、常温保存がおすすめです。
- ナスは低温に弱いので、冷蔵庫に入れる場合は、新聞紙に包んで野菜室へ。
2. 肉
- 牛肉・豚肉
- 冷蔵庫で保存する場合は、チルド室が最適です。
- 空気に触れないようにラップで包み、さらにフリーザーバッグに入れると、乾燥や酸化を防ぐことができます。
- 長期保存する場合は、冷凍保存がおすすめです。
- 冷凍する際は、1回に使う量ずつ小分けにして冷凍しましょう。
- 鶏肉
- 冷蔵庫で保存する場合は、チルド室で保存しましょう。
- ドリップ(肉汁)が他の食材に付かないように、下にキッチンペーパーなどを敷いておくのがおすすめです。
- 長期保存する場合は、冷凍保存がおすすめです。
- 解凍する際は、冷蔵庫に移してゆっくり解凍しましょう。
3. 魚介類
- 鮮魚
- 買ってきたらすぐに内臓を取り除き、水洗いしてキッチンペーパーで水気を拭き取ります。
- ラップで包んで、冷蔵庫のチルド室で保存しましょう。
- なるべく早く食べましょう。
- 冷凍魚
- 冷凍庫で保存。
- 解凍する際は、冷蔵庫に移してゆっくり解凍するか、流水解凍しましょう。
- 再冷凍は避けましょう。
冷蔵・冷凍保存の注意点
- 冷蔵庫の温度設定: 冷蔵庫は、1~5℃、冷凍庫は-18℃以下に設定しましょう。
- 食材の詰め込みすぎ: 冷蔵庫に食材を詰め込みすぎると、冷気がうまく循環せず、食材が傷みやすくなります。
- ドアの開閉回数: ドアの開閉回数を減らすことで、庫内の温度変化を抑えられます。
- 冷凍焼け: 冷凍焼けは、冷凍庫内の乾燥によって食材の表面が酸化することです。冷凍焼けを防ぐには、食材をしっかりとラップで包んで、フリーザーバッグに入れるのが効果的です。
鮮度を保つテクニック
- 下処理: 野菜は泥や汚れを落とし、肉や魚は余分な水分を拭き取ってから保存しましょう。
- 適切な保存容器: 密閉容器を使うことで、食材の乾燥や酸化を防ぐことができます。
- 使いかけの食材: 使いかけの食材は、ラップでしっかりと包んで保存しましょう。
- 先入れ先出し: 古い食材から使いましょう。
フクロウからのワンポイントアドバイス
食材の保存方法をマスターすれば、食材ロスを減らすだけでなく、食材の美味しさを最大限に引き出すことができます。 ぜひ、今日から実践してみてくださいね!
関連記事:仕入れに関するお役立ち情報
- 【仕入れルート開拓】 卸売市場だけじゃない! あなたの店にぴったりの仕入れ先を見つけよう!
- 卸売市場、生産者、仲卸業者、ネット通販など、様々な仕入れルートの特徴やメリット・デメリットを解説
- それぞれの仕入れルートに適した食材や、ルート開拓の具体的な方法を紹介
- 【交渉術を磨こう!】 仕入れ値を下げるための交渉テクニックを伝授!
- suppliersとの良好な関係構築の重要性を解説
- 具体的な交渉術、交渉時の注意点などを紹介
- 【在庫管理の秘訣】 発注ミスを防いで、食材を無駄にしない!
- 在庫管理の重要性、適切な在庫量の把握方法を解説
- 在庫管理システムの導入、在庫管理表の作成方法などを紹介
- #飲食店経営
- #飲食店開業
- #食品ロス削減
- #フードロス
- #食材保存
- #保存方法
- #飲食店
- #レストラン
- #居酒屋
- #カフェ
飲食店のサイトのブロガー!森のフクロウのプロフィール